新型コロナウイルスをきっかけに、私たちの労働環境は大きく変化しました。通勤から在宅ワークに勤務形態が切り替わり、もうオフィスでの窮屈な仕事はできないと感じている人も少なくないでしょう。
とはいえ、あまりにも急激に変化したため、自宅で働く環境がまだ整備されていない人もたくさんいるはずです。せっかく自宅で気持ちを楽に働けるのですから、もっと快適に働けるように、在宅ワークの環境を整えていきましょう。
そこで今回は、在宅ワークの環境を飛躍的にアップしてくれるオススメの厳選アイテムを3点紹介します。
運動しながら仕事ができる「スタンディングデスク」
在宅ワークは気軽に自宅で働ける反面、どうしても運動不足になりがちです。「毎日座りっぱなしで体がなまってきたな」と感じたら、ぜひスタンディングデスクの導入を検討してください。
スタンディングデスクは、文字通り、立った状態で使用できる机です。メモリ機能が搭載されているタイプなら、ワンタッチでさまざまな高さに調整できます。
比較的頭を使わない作業は足踏みをしながらおこない、集中したいときには座って作業をするなど、気分に合わせて使い分けすると作業効率は大きくアップするでしょう。
いずれにせよ、立っている時間を増やすと、自然と体を動かす時間が増えます。在宅ワークでの健康維持に不安を感じているなら、スタンディングデスクはダントツでオススメです。
腰に優しい「高性能ワークチェア」
会社にいれば、なにかと歩く時間も多いものです。ところが自宅にいると、トイレや食事休憩以外は、基本的にデスク前で座りどおしになります。そのため、在宅ワークで、腰痛を訴える人は少なくありません。
そういう場合は、腰に負担のかからないワークチェアに、今すぐ取り替えましょう。人工工学に基づく高品質な椅子に座ったら、「これほど腰の疲労が楽になるのか!」とびっくりするはずです。
価格は、1万円台から上は10万円を超えるものまで、かなり幅があります。しかし金額よりも、座り心地が自分に合うかどうかが大切です。リクライニングの具合や頭部サポートの感触など、チェックする箇所はたくさんあります。予算と機能を相談しながら、ぜひ自分にピッタリなワークチェアをみつけてください。
作業効率が数倍になる「デュアルモニター」
最後に紹介するのは、デュアルモニターです。デュアルモニターとは、複数のモニターを並べて使用する、サブモニターのこと。在宅ワークではPCでの作業が中心になるので、モニターが2枚あるのとないのでは、作業効率はまったく変わってきます。
デュアルモニターなら、片方の画面で資料を開きつつ、メイン画面でWeb会議をおこなうことも可能です。もちろん、資料作成時にもデュアルモニターは大活躍。いちいち画面を変えることなく、必要箇所をサッとコピペして資料に貼り付けるなんてことも、簡単にできます。
モニターの接続については、モニターをケーブルで接続するだけです。端子にもよりますが、ケーブルさえあれば本当にすぐできるので、その点はまったく問題ありません。
なおノートPCの場合は、デュアルモニターと一緒に、ノートPCスタンドも導入したいですね。スタンドで目の高さを調整すると、首や肩の疲れが軽減されます。快適に、かつ効率よく在宅ワークをしたいなら、デュアルモニターは本当にオススメですよ。
まとめ
1日8時間、在宅ワークをするなら、できるだけ快適にすごしたいものです。そのためには、在宅ワークに最適な環境を、しっかりと整える必要があります。
もちろん予算や必要な機能に応じて、購入すべき商品は変わってくるでしょう。でも大事なのは、まず在宅ワーク環境を改善しようと意識することです。今回の記事がそのきっかけになってくれたら、とても嬉しいです。