ベランダガーデニングの注意点アレコレ
長引くコロナ禍。「少しでもおうち時間を明るくしたい!」と、ガーデニングや家庭菜園を楽しむ人が増えています。
今回のテーマは、マンションでのベランダガーデニング♪集合住宅ならではの制約や注意事項、育てやすい植物などなど、気になるポイントを調べてみました。今年は、緑あふれる春を迎えてみませんか?
まずは管理規約をチェック
始める前に、管理規約を確認しましょう。
マンションのベランダは一軒家と違って、「専用使用権のある共用部分」に当たり、個人が完全に自由に使えるわけではありません。
基本的に、マンションの壁面など構造に手を加えない、ベランダに直接土を盛らない、避難扉や避難はしご近くに物を置かない、多量の水を撒かないなど、集合住宅ならではの規約があります。
高層マンションの場合など、強風で物が落下し大事故になるのを防ぐため、ガーデニングそのものを禁止している場合もあるので注意が必要です。
オススメの植物は?
マンションのベランダは、日当たりや風通し、気温などによって、環境が全く異なります。
そんなマンションにオススメなのは、手が掛からないサボテンなどの多肉植物。
冬場や梅雨時期の管理には注意が必要ですが、比較的育てやすいです。
また生育が強く、独特な香りで虫が付きにくいハーブ類もオススメ。
ローズマリーやミント、バジルやディルなど、お料理に使うことを考えて育てるのがとっても楽しいです。
花を楽しみたい方には、病害虫がつきにくいパンジーやマリーゴールドなどがいいと言われています。
日当たりがよく風通しのいいベランダであれば、トマトやオクラ、ナスやキュウリなどの野菜も栽培できます。春に蒔けば、夏前に収穫できますよ。
注意したいポイント
規約以外にも、近隣トラブルを避けるため気を付けたいポイントがあります。
植物によっては蝶や蜂、ときにはアブラムシやカメムシなど虫が集まってくるため、虫の寄り付きにくい植物を合わせて植えるなど、近隣のお宅に配慮しましょう。薬剤、肥料の匂いなどにも気を付けたいものです。
また、ガーデニングで出る枯葉や土が排水溝に詰まり、階下に水漏れしたり汚水が逆流するケースも。排水溝にネットを掛けるなど、詰まりを防ぐ工夫が必要です。
以上、ベランダガーデニングのアレコレ情報でした。一軒家に比べると若干めんどうな感じは否めませんが(笑)、ポイントを押さえて心豊かな生活を楽しみたいですね!