余りがちスパイスの活用法
カレー、炒め物、お菓子に飲み物。さまざまな料理のアクセントに使われるスパイス。昨今のスパイスカレーブームなども手伝い、スパイスラバー人口は、着実に増加の一途をたどっています。
今回は、そんなスパイスブームの裏側で、試しに買ってみたけどすぐに出番がなくなってしまった、可哀想な“余りがちスパイス”たちにフォーカス。スパイスの意外な活用法について探っていきたいと思います!
余りがちスパイスといえば…
エスビー食品さんによると、キッチンで余りがちな「埋蔵スパイス」といえば、山椒、ナツメグ、シナモン、クミン、コリアンダー、オールスパイスなどなど。うなぎに使った山椒、ひき肉料理に使ったナツメグ、アップルパイに使ったシナモンetc.、身に覚えがある方も多いのではないでしょうか(笑)。
忘れて放置で賞味期限切れ、なんていうケースもありそうですが、ご安心ください。
賞味期限内のスパイスはお料理に、期限切れのスパイスはお料理以外にという形で、さまざまな活用方法を見ていきたいと思います。
お料理にちょこっとプラス
いつものメニューに、気軽にスパイスを加えてみましょう。
簡単なところでは、余ったスパイスをマヨネーズやケチャップと合わせ、さまざまなディップソースを作って、野菜スティックに添えてみるのがオススメ。
また、麻婆豆腐に山椒を入れて香りをプラスしたり、乳製品と相性がいいナツメグをグラタンやチーズフォンデュなどに加えるのもおいしそうですね。
クミンシードは、中華風の味付けと相性抜群。牛肉のオイスターソース炒めに加えると、肉の味が引き立ちます。
シナモンやガラムマサラは、ホットミルクやバニラアイスに一振りすると異国情緒たっぷりな味わいになるそうですよ。
スパイスの効果効能を利用する
賞味期限切れのスパイスは、香りや色に変化がなければ、料理以外で活用してみましょう。
強い香りを持つクローブは、虫よけとして利用できます。脱臭作用もあるので、靴箱やトイレなどに置いておくと効果を発揮します。
またシナモンやナツメグは、防臭・防カビ作用があるので、湿気が溜まる場所に小皿に盛って置いておくといいそうです。
ローズマリーやタイム、フェンネル、カルダモンなどは、好みの香りを組み合わせて小袋に入れ、香り袋にするのがオススメ。室内や収納スペースなどに置き、自然な芳香剤として利用しましょう。活用方法が分かれば、スパイスが余ってしまっても怖いものなし(笑)。いろいろ試して、ぜひ楽しいスパイスライフを満喫してくださいね!