映画の中のインテリア②北欧インテリアのお手本、『かもめ食堂』

かもめ食堂のインテリア

お部屋づくりに迷ったときは、お気に入りの映画からヒントを探してみよう!ということで、第2弾は『かもめ食堂』。

日本に北欧ブームをもたらした立役者とも言われる映画です。インテリア好きの方はすでにチェック済みかもしれませんが、改めて魅力を見ていきましょう。

どんな映画?

『かもめ食堂』は、2006年公開の日本映画です。舞台は、北欧フィンランドの自然豊かな港町ヘルシンキ。小さな食堂を営むサチエさんと、お店に訪れる人々とのほんわかした交流を、やさしくもちょっとおかしいテイストで描き出した作品です。

ロケ地として使われたお店は、雰囲気を残しつつ「Ravintola KAMOME(かもめ食堂)」として再オープンし、一時期ちょっと話題にもなりましたよね。

フィンランドの空のような

『かもめ食堂』のインテリアと言えば、やはり店内。白+青+ライトブラウンの三色をベースにした色使いがとても印象的です。

北欧インテリアの基本は、木や土、空や植物といったアースカラーの配色。白い壁に木のテーブル&チェア、そしてフィンランドの澄んだ空を思わせる水色で構成された店内は、まさに北欧的色使いのお手本と言えそうです。この水色、少しグレーがかったアイスブルーで一見寒そうなイメージなんですが、暖かみのある自然光と、キッチンカウンターなど木製家具との好バランスで、とても柔らかな印象に仕上がっています。

魅力的な小物づかい

店内をさらに魅力的にしているのが、小道具たちです。キッチン背面の白壁に掛けられたレードルやフライ返し、左側の棚板に並ぶお鍋やフライパンなどはステンレス製のものが多く、同じくステンレスっぽいペンダントライトと相まって、スッキリした統一感と清潔感を出しています。

抑えた配色の店内に、ぽつんと置かれた赤いコーヒーメーカーも印象的。画面に赤が映り込むだけで、ハッと目が惹きつけられます。

サチエさんのおうち

個人的に注目していただきたいのは、サチエさんのおうち。配色や小物づかいなど、真似したくなるポイントが満載です。

まずはキッチン。コンパクトながら、白いタイルと白い木枠にグリーンの壁紙が効いていて、とても印象的ですよね。木製テーブルと観葉植物、フロアランプが柔らかい色味を添えています。

合気道の基礎鍛錬をするお部屋も、黄色の壁紙が素敵です。おしゃれな配色だけでなく、観葉植物と間接照明が作り出す柔らかいくつろぎ感も、上手に取り入れたいものですね。

オレンジや赤など、ポップな色を取り入れた北欧インテリアもキュートですが、もう少し落ち着いたテイストが好き、という方は、ぜひ『かもめ食堂』を参考にしてみてください。

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「かもめ食堂」

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