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マンションの隣人トラブルが発生したら……3つの対処法とは

マンションは、生活習慣の異なる複数の家庭がひとつの建物で生活する、ある意味特殊な生活環境です。そのため、騒音やゴミ出し・共用部の使い方など、どうしても隣人とのトラブルが起こりやすくなります。

隣人との話し合いで解決すればよいのですが、実際にはより大きなトラブルに発展するケースがほとんどです。そこで当記事では、マンションの隣人トラブルを回避するための対処法を3つ紹介していきます。マンションの購入を検討中のかたは、ぜひ最後までお読みください。

管理会社に相談する

隣人となんらかのトラブルが発生した場合、まずは管理会社(大家管理の場合は大家さん)に相談するのがベストな方法だと思います。

管理会社に相談すれば、注意書きを掲示板に張り出すといった方法で、トラブルの解決に対応してくれるはずです。場合によっては、直接住民に会って苦情を伝えてくれるかもしれません。(トラブル回避のために、匿名での対応を念押ししておきましょう)

なお、直接被害を受けていない管理会社に対応してもらうには、トラブルの内容や発生した時間・発生頻度などを具体的に提示する必要があります。トラブルが大事になりそうなときは、できれば録画や録音で証拠を残しておくほうがよいでしょう。

それでもダメなら警察や弁護士に相談を

管理会社の対応でも状況が改善しない場合は、弁護士に相談するのもひとつの方法です。しっかりとした証拠さえあれば、法的手段により、隣人とのトラブルを確実に解決してもらえます。

とはいえ隣人トラブルで弁護士を介入してしまうと、たとえ解決しても、これからの生活が非常に気まずいものになりかねません。決して安くない依頼料もかかりますし、弁護士の利用は慎重に検討する必要があるでしょう。

また、暴力行為や嫌がらせに発展する可能性がある場合は、迷わず警察への相談をオススメします。警察には、緊急を要しない要件でも相談できる「警察相談専用電話 #9110※」が設置されているので、まずはそこへ相談してみてください。

トラブル対応に対するアドバイスや、場合によっては相手方へ警告をしてくれる場合もあります。ひとりで悩まずに、ぜひこういった専門機関の力を借りるようにしましょう。

※参考:警察に対する相談は 警察相談専用電話 #9110へ | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン

最悪の場合は引越しも検討するべき

管理会社にも警察にも相談したけど、トラブルは解決しない。そうなったら、最終的に引越しも検討すべきです。相手に非があるのに、自分が引っ越すのは気持ち的に納得いかないかもしれません。分譲マンションなら、簡単には売却できない事情もあるでしょう。

でも、警察が介入しても解決しないレベルのトラブルに巻き込まれたら、そのまま住んでいてもストレスがかかるだけです。逃げるが勝ちという言葉もありますから、早めに売却して違う物件を購入する方法も、真剣に検討してみてください。

もちろん、このような深刻なトラブルに巻き込まれないのが一番です。

• 物件を選ぶ前に隣人トラブルの有無を確認しておく
• 隣人とはきちんと挨拶を交わし、良好な関係を築く努力をする
• 騒音やゴミ出しなど、自分がトラブルの原因にならないようにする

上記のようなポイントに気をつけて、トラブルを起こさない生活を心がけましょう。

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