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「都会暮らしのススメ」都会暮らしのメリット・デメリットを比較

昔から、「都会の生活に疲れたから田舎で暮らしたい」という人は一定数いました。最近では、コロナウイルスの影響でリモートワークが普及したことも関係しているのでしょう、再び田舎暮らしを推奨する声をよく耳にします。

しかし、本当に田舎がよくて都会暮らしはダメなのでしょうか。もちろん、そのようなことはありません。都会暮らしには、田舎では決して味わえないメリットが数多くあります。とはいえ、なかには都会暮らしに不向きな人がいるのも、また事実です。

そこで当記事では、都会暮らしのメリットとデメリットを紹介したあとに、都会暮らしに向いている人の特徴を解説していきます。

都会暮らし6つのメリット

まずは、都会暮らしの主なメリットをまとめて紹介します。

• 仕事の機会が多い
• 学びの場が多い
• 生活に必要な施設が近くにある
• 公共の交通機関が発達している
• 人間関係のしがらみが少ない
• 出会いのチャンスがたくさんある

なんといっても、仕事に関するチャンスの多さが、都会暮らし最大のメリットでしょう。実際のところ、仕事内容や報酬を考慮して、都会暮らしを選択している人は非常に多いです。

厚生労働省の都道府県別賃金データ※をみると、東京と青森の年収差は、約120万円でした。全国の平均額を超えているのは、東京・神奈川を含む、6都市しかありません。このデータだけでも、都会と田舎の仕事格差がよくわかります。

また、商業施設や病院へ電車やバスで簡単に通えるのも、非常に大きなポイントです。というのも、田舎では高齢になり運転できなくなると、行動範囲が極端に制限されます。

病院やお店がタクシーですぐ行ける場所にあればよいのですが、1日にバスが数本しかこないような田舎では、文字通り「陸の孤島状態」に陥ってしまいかねません。

スペースの都合上、上記すべての解説はしませんが、この2点だけでも都会暮らしを選ぶ意味は十分だと思います。

※参考:厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査の概況 都道府県別にみた賃金

都会は不便?都会暮らしのデメリットとは

都会暮らしには、もちろんデメリットも数多くあります。

• 人が多すぎてどこに行っても混雑している
• 住居費 / 生活費が高い
• 自然が少ない
• 治安が悪い
• 人間関係が希薄

多少の個人差はあるにせよ、都会暮らし最大のデメリットは、「生活コストの高さ」で異論はないでしょう。たしかに都会暮らしで得る収入は田舎よりも多いのですが、場合によってはその差額を超えるほど住居費や生活費がかかります。

また人間関係の希薄さも、人によっては都会暮らしを捨てる十分な理由になり得ます。

気力も体力もある頃には、人に干渉されない気楽さが勝っていたかもしれません。ところが、ある程度年齢を重ねて人との触れ合いが恋しくなると、とたんに都会暮らしが冷たくて無味乾燥なものに見えてしまいます。こうなってしまえば、もう都会暮らしはかなり厳しいでしょうね。

都会暮らしのメリットを満喫できるのはこういう人

ここまでお話ししてきたように、都会暮らしにはメリットとデメリットの両方が存在します。当たり前ですが、都会暮らしが向いているのは、デメリットよりもメリットにより魅力を感じる人です。

具体的にいうと、以下のような人は都会暮らしが向いているといえます。

• やりがいがあって報酬の高い仕事がしたい人
• 住環境よりも利便性を重視する人
• 都会ならではの刺激を感じていたい人
• アウトドアよりもインドアが好きな人

正直どこに住んでも、不満は必ず出てきます。だから、自分なりの優先順位が本当に大切なのです。もし都会暮らしを続けるか迷っているのなら、もういちど都会暮らしのメリットが自分にとってどれくらい重要なのかを、じっくり考えてみてください。

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