おうちで発酵食品!乳酸菌がスゴすぎる『水キムチ』

味噌や納豆、ヨーグルトやワインなど、私たちが日々お世話になっている発酵食品。おうち時間が増えて食生活が見直されているためか、その効果効能が再び注目されています。

というわけで皆様の健康を祈願し、ご自宅でカンタンに作れる発酵食品をご紹介していきたいと思います。第一弾は、乳酸菌がスゴイと噂の『水キムチ』。それでは行ってみましょう!

サラっと発酵学

と、その前にちょっとだけお勉強を。

発酵食品とは、麹菌や酵母菌、乳酸菌やカビ菌といった微生物の働きにより、食品を発酵させてつくられる食べ物のこと。微生物の種類などによって違いはありますが、発酵させて得られる代表的な利点は、次の3つ。

・栄養価UP=発酵過程で栄養価が上がり善玉菌などが増えるため、腸内環境改善、免疫力向上が期待できる

・うまみ成分UP=発酵により、グルタミン酸などのうまみ成分が発生し、うまみが増す

・保存性UP=腐敗菌が抑えられ、腐りにくくなるまさにいいことづくめ。ブームが再燃するわけですね!

水キムチとは

今回のテーマは、『水キムチ』。赤いキムチに比べてマイナー感がありますが、冷麵のスープなどにも使われる韓国伝統の一品です。

水キムチは、米粉や米ぬかなどの入った漬け汁に、さまざまや野菜や果物を漬け込むことで発酵させて作ります。サッパリと優しい味なのでサラダ感覚で食べられる上、赤いキムチやヨーグルト、納豆などより乳酸菌の量が格段に多いというから驚きます。汁までキッチリ飲み干すのが鉄則だそうですよ。

水キムチの作り方

料理サイトやインスタグラムなどで様々なレシピが紹介されていますが、今回参考にしたのはこんなレシピ。保存容器の煮沸が面倒なので(笑)、保存袋を使ったラクちんレシピをご紹介します!

■材料(ジッパー付き保存袋大一袋分)A:漬け汁
米粉 小さじ2
水 800㏄
砂糖 大さじ3
塩 小さじ4
酢 大さじ6

B:具材(お好みでOK)
果物(りんご・なし) 半個
白菜 3-4枚
大根 1/2本
きゅうり 2本
ニンニク 2片
ショウガ ニンニクと同量程度
ニンニク千切り 2片 

■作り方
1.酢以外のAを鍋に入れ、一煮立ちさせる。常温に冷ましたら、酢を入れる。
2.ニンニク、ショウガ以外の野菜を食べやすい大きさに切り、塩もみ用の塩(分量外)を振る。水気が出たら、塩気を洗い流したあと絞っておく。
3.ニンニク、ショウガは千切りにする。
4.保存袋に、Bの野菜とニンニク、ショウガ、常温に冷ましたAを入れる。
5.2~3時間常温で発酵させたあと、冷蔵庫で保存する。

発酵の進みによる味の変化を楽しむ

発酵の進みによる味の変化を楽しみつつ、一週間程度で食べきると良いそうですよ。米粉がない場合は、米ぬか、米のとぎ汁、上新粉などを使うレシピもあるようです。カンタンレシピで食べやすい『水キムチ』、ぜひトライしてみてくださいね。

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