子供がなかなか勉強してくれないと、ストレスが溜まったり不安になったりしますよね。つい「勉強しなさい」と言ってしまいたくなりますが、それは心理学的に逆効果です。
子供が勉強するようにするためには、環境を整えてあげることが大切です。今回の記事では、子供が勉強に集中できる環境づくりについてお話します。
子供が家で勉強に集中できない理由を考える
1.勉強部屋がない
勉強部屋がないと、意志の弱い子供はなかなか勉強できないかもしれません。リビングでも勉強できる子供がいますが、それは誘惑に負けない意志の強さがある場合です。もし可能であれば、勉強部屋の用意を検討してみると良いかもしれません。
2.騒音が気になる
騒音が気になるという理由で勉強に集中できないというケースも少なくありません。特にテレビやゲームなどの楽しそうな音は、注意をそちらに引きつけてしまうでしょう。もし勉強部屋がなく、リビングで勉強しなければならない場合は、家族の協力が必要になるかもしれません。
子供が勉強に集中できる環境づくりのポイント
1.広すぎず明るすぎない子供の勉強部屋を設ける
勉強部屋は、広すぎたり明るすぎたりするとあまり良くありません。なぜなら勉強部屋は、静かで落ち着いた環境がベストであるためです。広すぎたり明るすぎたりすると落ち着きませんし、勉強に集中しにくいです。
勉強部屋の広さは、6~8畳程度が好ましいです。明るさに関しては、自然に光が入ってしまう環境よりも、照明器具によって自分で明るさを調整できるようにした方が良いかもしれません。
2.青や黄色を家具に使う
家具や勉強道具の色は、青や黄色がおすすめです。青は気持ちを落ち着かせて集中力を高める効果があると言われていますし、黄色はやる気を出させてくれると言われています。逆に赤は集中力を散漫にさせてしまうため、あまりおすすめしません。
3.周りにスマートフォンやゲームなど誘惑になるものを置かない
せっかく勉強部屋を用意しても、ゲームやスマートフォンなどに誘惑に負けて勉強をサボってしまっては意味がありません。しかし、誘惑するものが近くにあるとついつい負けてしまうものです。
そのため、勉強部屋にはゲームやマンガなど誘惑になるものは置かないようにしましょう。勉強しかやることがないという環境を作り出すことで、勉強部屋は勉強するためにあるのだと認識でき、勉強に集中しやすくなります。
まとめ
勉強などやりたくないものをやらせるためには、意志の力に頼らせるのではなく、環境を整えてあげることが大切です。子供の未来のためにも、勉強に集中できるような環境づくりをしてあげましょう。