暮らしのおいしい発見 <vol.3>元祖スーパーフード「オートミール」。

オートミールの魅力

自宅で過ごす時間が増えたこの頃。ちょっと目新しい食材にトライする人が増えているのだそうです。

今回は、そんな世相を背景に売り上げを伸ばしている “オートミール”にフォーカス。

基礎知識からちょっと意外なアレンジ方法まで、栄養たっぷりで手軽な元祖スーパーフード、オートミールの魅力に迫ります!

そもそもオートミールって何?

オートミールの原料は、燕麦(えんばく)、カラス無麦と呼ばれる麦。燕麦を脱穀、挽き割りして押しつぶしたものがオートミールです。

一説では、紀元前2000年の古代エジプトとも言われる古い歴史を持ち、現在では欧米を中心に一般的な朝食として親しまれています。

食物繊維、鉄分、カルシウム、ビタミン、ミネラルなど豊富な栄養素が摂取できるほか、GI値が低く血糖値をゆるやかに上昇させるため、日本でも健康を気にする方やダイエッター、アスリートなどにも人気です。

オートミールの種類

オートミールと一口に言っても、実は精製の方法によって種類が異なります。

よく見かける三種類がこちら。

ロールドオーツ


ロールドオーツ
燕麦を平たく潰して乾燥させたもの。味はついていない。固いので調理が必要。粒感のある歯ごたえが特長。


クイックオーツ
ロールドオーツを細かく砕き、短時間で調理できるようにしたもの。味はついていないので、好みで味付けする。


インスタントオーツ
調理してから乾燥させた一番手軽なオートミール。味付け済のため調理不要。牛乳や豆乳を掛けたり、そのままの状態でシリアルのように食べられる。

やっぱり定番、朝ごはんメニュー

オートミールと言えば、やっぱり朝ごはんですよね。

定番は、ミルクでコトコト煮込み、はちみつをかけていただく「ポリッジ(ミルク粥)」。ミルクの甘みが子どもたちにも人気です。

個人的にオススメしたいのは、粒感のあるロールドオーツで作る「和食オートミール」。

ちりめんじゃこと和風だしで煮込み、醤油を一たらししていただくと、玄米ごはんのお粥を食べているような滋味あふれる味わいです。もっちりプチプチした食感もたまりません。

特筆すべきは、その腹持ちの良さ。おおよそ30g程度で十分お腹が膨れ満足感が得られるので、作りすぎには注意してくださいね。

お米や小麦粉を置き換えてアレンジ

レシピサイトで「オートミール」と検索すると、お食事メニューからスイーツまでさまざまなレシピがズラリと並びます。

目についたのは、「オートミールのピザ」「オートミールのグラタン」「オートミールのオムライス」「オートミールのお好み焼き」といった、“置き換え”メニュー。

「米や小麦粉ではカロリーや糖質、GI値などが気になってたっぷり食べられない!」そんなお食事メニューにこそ、上手にオートミールを取り入れてみるとよさそうですね。

手軽で栄養たっぷり、主食におやつにと使い勝手抜群のオートミール。日々の食卓に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

コロナ太り解消にも一役買ってくれそうな、頼もしい食材ですね!

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