クラフトビールにクラフトジン、クラフトコーラなどなど、手作り感のある飲み物が注目されているこの頃。今回はそんな流れに乗っかって、「クラフトジンジャーエール」についてご紹介します。おいしいだけでなく、血行促進や抗酸化作用といった生姜の健康成分もたっぷりと摂取できます。作り方も煮込むだけとカンタンなので、この機会にぜひチャレンジしてみてください!
ジンジャーエールって
ジンジャーエールは、イギリス発祥の「ジンジャービール」が発端となって生まれました。ジンジャービールは、生姜と糖分をアルコール発酵させた甘くて辛いアルコール飲料ですが、その後、北アイルランドやカナダで清涼飲料水として生まれ変わり、広まっていったと言われています。日本に入ってきたのは大正時代。現在のウィルキンソン社が商品を製造し、現在のアサヒビールが販売したのが最初だそうです。
ジンジャーエールの作り方
「ジンジャーエール手作り」で検索すると、たくさんレシピがヒットしますね。今回は、ハウス食品さんのサイトを参考にさせていただきました。
■材料(8人分)■
しょうが 100g
三温糖 100g
はちみつ 20g
水 200ml
鷹の爪 1/2本
シナモンスティック 1本
スターアニス(ホール) 1/2個
クローブ(ホール) 3個
ブラックペパー(ホール) 5粒ほど
カルダモン(ホール) 1~2粒
ローリエ(ホール) 1枚
飲むときに;
炭酸水 800~960ml
レモン汁 小さじ4~8程度
■作り方■
①しょうがをさっと洗い、汚れがついていたらこそぎ落とし、皮ごと千切りにしておく。鷹の爪の種は取る。シナモンスティックは半分に折り、カルダモンは皮をさいてほぐす。ブラックペパーは軽くつぶす。
②鍋にしょうが、三温糖、はちみつ、水、スパイス類を入れて、中火にかけ、沸騰してきたら弱火にし、12~13分程煮て、あら熱を取っておく。(とろみがつくまで煮詰める)
③②をザルで漉してビン等に入れて保存できるようにする。
④グラスに③のシロップを大さじ1(お好みで増やしてもOKです)、レモン汁、氷を入れて、炭酸水を注ぐ。お好みで、スライスレモン、フレッシュミントを飾る。(飲む時には混ぜて飲んでください)。
参考URL=ハウス食品サイトhttps://housefoods.jp/recipe/rcp_00022519.html
気になるお味は?
仕上がったジンジャーエールを強めの炭酸水で割っていただくと、パンチの効いた生姜の風味、複雑なスパイスの芳香が口いっぱいに弾けて、爽快感抜群!いわゆるジンジャーエールの味ではあるけれど、素材感が際立って特別感がありますね。とてもおいしい!少し経つと、体がじんわり熱くなり、クーラーに冷えた手足が温まってくるのも感じられました。今回は7種類のスパイスを使いましたが、ほかのレシピでは、シナモン/クローブ/赤トウガラシだったり、シナモン/スターアニスだけだったりとさまざま。自宅にあるお好きなスパイスで、ぜひ好みの味を見つけてみてくださいね。飲んだ時のざらつきが気にならなければ、パウダースパイスでも代用可能です。
ジンジャーエールのおすすめアレンジ
ジンジャーエールのアレンジはさまざまです。
炭酸水で割って飲むほか、お湯で割って温かくして飲むのもオススメ。ココアやワインに入れたり、ミルクティーに垂らせばチャイのような味も楽しめます。お酒好きなら、サングリアにトッピングしたり、ウイスキーで割ってジンジャーハイボールにするのもよさそうです。
飲み物以外でも、煮出した生姜の砂糖煮をヨーグルトと一緒に食べたり、生姜焼きのタレに混ぜるなどさまざまなアレンジが可能。シロップ以外も無駄なく活用できるのが嬉しいいですね。
思いのほか簡単に作れるジンジャーエール。
甘みの濃度やスパイスの種類をきわめて、自分だけのオリジナルレシピを見つけてみてはいかがでしょうか。