「今日は何を食べて、どんなお酒を飲もうかなぁ……」。四六時中、そんなことばかり考えている美味しいもの好きの皆さん。今日は、ひよこ豆で作る中東のコロッケ“ファラフェル(Falafel)”をご紹介します。
日本では、イスラエル料理店などに行かないと食べられないちょっとマイナーな料理ですが、おいしい上にヘルシーなヴィーガンフードとしても近年注目を集めています。ハーブやスパイスを利かせた香ばしい味は、お酒にピッタリな上、健康が気になる女性にも最適。
いつもと違うメニューにチャレンジしたいなと思った日には、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
ファラフェルって、どんな料理?
ファラフェルは、おもに中東などで食べられる一口サイズのコロッケ。ひよこ豆をつぶしたものにハーブやスパイス、にんにくなどで風味をつけ、きつね色に揚げたものです。
肉も卵も使わない植物性100%の料理でありながら、しっかりした食べごたえと満足感が得られるため、ヴィーガンやベジタリアン、健康を気にする人々の間でも人気が高まっています。
日本では、ケバブやフムスといった中東系料理の人気にともない、ここ数年注目されはじめた料理ですが、実は欧米ではとってもメジャー。ファラフェルを生野菜と一緒にピタパンにはさみ、ヨーグルトソースなどをかけて食べるファラフェルサンドは人気のメニューなんですよ。
気になる作り方は?
■材料
・乾燥ひよこ豆 250g(一晩水に浸す)
・玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
・にんにく 4かけ(みじん切り)
・パセリまたはイタリアンパセリ 大さじ3
・白ごま 大さじ1/2
・クミンパウダー 大さじ1
・コリアンダーパウダー 小さじ1/2
・塩 大さじ1
・コショウ 少々
・揚げ油 適量
■作り方
①乾燥ひよこ豆をサッと洗い、たっぷりの水に一晩浸しておく。
②揚げ油以外の材料をフードプロセッサに入れて攪拌する。食感を残すため、ひきわり納豆くらいの粒感を残すと◎。
③生地をボウルに移し、ラップして冷蔵庫で一時間ほど休ませる。
④直径2cm程度に丸める。崩れやすいので、ギュッと空気を抜いて成形する。
⑤170℃に熱した揚げ油で、崩れないよう気を付けながらきつね色になるまで揚げる。
せっかくなので、ソースも準備♪
ファラフェルのソースには、白ごまを使った「タヒニソース」、プレーンヨーグルトを使った「ヨーグルトソース」が定番。材料を混ぜるだけなので、ぜひ作ってみましょう。
■タヒニソース
・ねり白ごま 大さじ2
・レモン汁 大さじ1
・すりおろしにんにく 適量
・塩 小さじ1/4
・水 大さじ1
■ヨーグルトソース
・プレーンヨーグルト 大さじ4
・レモン汁 小さじ1
・すりおろしにんにく 適量
・塩こしょう 少々
個人的には、スイートチリソースをつけて食べるのもオススメ。数種類のソース、コリアンダーやパセリを刻んだトッピングなどを用意し、好みで食べるのも楽しそうですね。トマトやレタス、玉ねぎなどの生野菜とピタパンを準備しておけば、ファラフェルサンドも楽しめちゃいますよ!
一緒に合わせるなら、ビールやワインのほか、ハイボールやモヒートなども相性抜群♪ぜひ揚げたて熱々を、ご自宅で楽しんでみてくださいね!