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中古の気になる耐震事情【前編】築25年以上でもあきらめないで!

新耐震基準

そもそも新耐震とは
地震大国である日本には世界に先駆けて建物に「耐震基準」というものを設けました。
歴史に残る大地震があるたびに改正されてきましたが、大きく改正されたのが1981年6月、これ以降に建築確認を受けた物件はすべて新耐震基準で建てられた建物となっています。

1981年6月以前に建てられた物件が、いわゆる「旧耐震」ということ?

1981年6月以前に建てられたマンションでも、法改正後の基準を満たしている新耐震基準マンションは多くあり、逆に1981年6月以降に建てられた物件でも建築確認がそれ以前であれば旧耐震基準の建物もあります。ただ築年数を見ればOKというわけではありません。
 
何を判断基準にするか、それは建築士が発行する「耐震基準適合証明書」が取得できることがポイントとなってきます。

よくある誤認

物件をお探しされる上での条件で耐震基準を挙げられる方のほとんどは、住宅ローン控除を利用したい場合だと思います。国の施策ですので、使わなきゃ損!と思うのは当然のことでしょう。
簡単に住宅ローン控除の適用される条件というのは
 
・登記簿床面積が50㎡以上であること
・住宅ローンの返済期間が10年以上であること
・住宅ローンを契約したご本人がお住まいになる物件であること
・現行の耐震基準を満たしていること
 
以上の4点が主な条件となっていす。

25年以上経っている物件でもあきらめないで!

「築25年以降の物件は住宅ローン控除を受けられない!」と思ってしまう方がいます。
しかし、前述しました「耐震基準適合証明書」が発行できる建物であれば、住宅ローン控除を利用することができます。25年以上経っている物件でもあきらめないでください。発行できるかどうかはすぐに分かりますので、私たちにぜひご確認ください。

後編へ続く・・・。

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